スペインから臨むポルトガルもキラキラ輝いて見えた!
2016. 7.23
7時に起きると周りは皆出発しており、誰もいなかった。
ゆっくり朝シャワーを浴び、今日の散歩(カミーノ)に備えた。
インフォメーションセンターでもらえたパンフレットによると、Valençaにはバレンシアーノという伝統的な菓子があるようだ。
9時にアルベルゲを出てバレンシアーノ探しに出かける笑
インフォメーションセンター近くのカフェに入るとバレンシアーノが置いてあった。
エスプレッソと合わせて1.7ユーロ!
簡単に説明するとすっごいサクサクするカスタードパイ。
休日の朝食はカフェで食べるのが習慣のようでカフェは朝から混雑していた。
アルベルゲのすぐ前から今日のカミーノは始まる。
要塞の中を通る。
要塞を抜けいよいよ国境の橋を渡る。
上側を電車が走り、下側のこの道は車が走る二段式の橋である。
そして徒歩用通路は柵の外側にある。
ポルトガルとスペインの国境を示すマークがあった。
橋を越えるだけで掲げる国旗が変わり、話す言語が変わる。なんだか不思議な気持ちになった。
あっという間に今日の目的地Tuiに到着。
Tuiのカテドラルはロマネスク様式とゴシック様式。
カテドラル前の広場にはたくさんの観光客がいた。
カテドラルの裏側にある公営アルベルゲは13時オープン。
それまで時間があったので町を散策する。
昔は巡礼者のための病院だったという建物は現在インフォメーションセンターになっている。
TuiもValença同様ミーニョ川沿いにある美しい町。
散策を終えアルベルゲの受付に並ぶ。
オスピタレラは僕のクレデンシャルを見ると怪訝な顔をした。
そして今は僕の宿泊を認められないこと、受付の終了時刻20時の時点でベッドが空いていれば宿泊可能であることを告げた…
3Kmしか歩いていない巡礼者より長い時間歩いてきた巡礼者を公営アルベルゲに迎え入れたい、ということだ。
これは納得せざるを得ない。。
しかし、20時まで待ってベッドが空いてないと路頭に迷うことになる。
仕方なく今日は私営アルベルゲに宿泊することに。
新しい出会いを楽しみに公営アルベルゲでの宿泊を楽しみにしていたので残念。
私営アルベルゲに他の巡礼者はおらず散策も一通り終えてしまっている。
何をしようか考えに考え…
1人で公営のプールへ
大人は2ユーロ。休日ということでかなりの地元の人で賑わっていた。
スーパーでの買い物の帰り、ある活気のあるバルの前で足が止まった。
ガリシア地方のビールEstrella Galiciaのマークにbodega(スペイン語で酒倉や醸造所という意味)という文字が!
これはフレッシュで美味しいビールが飲めそうだと言うことで…
先入観もあると思うが、泡がいつもよりクリーミーに思えた笑
アルベルゲはほぼ貸切状態で4人部屋も一人で使えた。ポルトガルの道、スペイン最初の夜はかなり寂しいものとなった。
今日のアルベルゲ
Albergue Santo Domingo(15ユーロ)
ベッド数14 キッチンあり Wi-Fiあり
Tuiの公営アルベルゲ
Albergue de peregrinos de Tui
ベッド数36 キッチン(?) Wi-Fiあり