アルベルゲ満室。思い通りにならない楽しさ!
2016. 7.20
7時半 アルベルゲの中庭から朝日を見てから出発。
今日は朝から快晴である。
Barcelosを抜けると、気持ちの良い道が続いた。
トウモロコシ畑
ブドウ畑
2時間強でPortela de Tamel着。
この村にはアルベルゲがあり、Barcelosを通過しここに宿泊する巡礼者も多いそうだ。
Albergue Casa da Recoleta(5ユーロ)
ベッド数41 キッチンあり Wi-Fiあり
綺麗でとても感じの良いアルバルゲ。
周りには自然がたくさんあり気持ちの良い立地である。
しかし、個人的には歴史的な見所が多く大型スーパーもあるBarcelosに宿泊したことは正解だったと感じる。
アルベルゲの隣には教会とレストランがある。
レストランで朝食をとった。
エスプレッソとカスタードパイ
1.2ユーロ!!安い!w
ポルトガルはスペインよりも物価が安く人もみんな優しい、と聞いていたが本当にその通りだと感じる。
綺麗な泉。
巡礼者2人が水浴びをしていた。
この泉に浸かればどんな痛みも治るんだぜ!と言いながら真っ赤になった肌に日焼けのアフターケアクリームを塗りたくっていた。
言ってることとやってることが全然違う。笑
ブラジル人ガリレオとポルトガル人パウロ。かなりクレイジーな2人組であった。
Balugãesという村を過ぎる。
珍しくこの村にはたくさんの水飲み場が設置されていた。
ちなみに、スペインの水道水もポルトガルの水道水も基本的に飲める。
バルでも頼めば水筒に水を補給してもらえる。
突き抜けるような青空の下、トウモロコシ畑の道を歩いていると、靴底からペタペタと音がする。。
なんとアスファルトが溶けていた。
怖ろしい暑さである。
13時 Vitorino dos PiãesのCasa Fernanda着
晩御飯を巡礼者共同で作る、優しい夫婦が営むアルベルゲ。かなり楽しみにしていたアルベルゲだったのだが予約でベッドが埋まってしまったらしい。
アルベルゲは基本先着順だろーと嘆きながら、とても素敵な宿泊になったであろうアルベルゲに背を向ける。
昼からオスピタレロの夫婦2人でBBQをするらしい。
ごめんねーと水をボトルで頂いた。
ここから12km先のPonte de Limaまではリーズナブルなアルベルゲがないので必然的にあと12km歩くこととなった。
ここからの道のりがきつかった…
人間ゴールを決めてしまうとそれ以上の力は出しにくいものである。
15時半 Ponte de Lima着。
木漏れ日の美しい並木道が迎えてくれた。
川に架かる立派な橋を渡り公営アルベルゲへ。
アルベルゲは16時オープン。
オープンまでザックが行儀良く受付の順番をキープする笑
フランス人の道でも日本人みたいに綺麗な列を作ることはなかったが持ち主もちゃんと列の近くにいた。
しかし、ポルトガルの道ではこのような光景がよく見られた。
順番抜かしする人もバッグを盗む人もいない、平和ってことなのかな??
夕飯のパスタを食べながらブラジル人のレビーと喋る。明日はレビーと一緒に歩くことに!
夕食後 クレイジーな2人組 ガリレオとパウロに誘われアルベルゲ前のバルでビールを飲む。
2人は泉で水浴びをしたあとカミーノ上で2時間昼寝をしたらしい笑
自由過ぎる!笑
色んな巡礼者に出会えるのもカミーノの魅力ですね。
アルベルゲ前の通りで22時からジャズコンサートが始まった。
Vitorino dos Piãesのアルベルゲに泊まれなかったからこそ今日も素敵な出会いがあった!
思い通りにいかないからこそ思いがけないものに出会える。
カミーノの面白さを改めて感じた1日でした。
今日のアルベルゲ
Albergue de peregrinos de Ponte de Lima(寄付制)
ベッド数60 キッチンあり Wi-Fiあり